
そのペットホテル本当に大丈夫!?大切なペットを安心して預けられるペットホテルの選び方
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ペットホテルを選ぶ際には、犬のニーズや状況に応じて慎重に検討することが重要です。
今回は、様々なケースに応じた最適な選び方を紹介します。
1. 基本的なニーズに合わせた選び方
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運動量が多い犬
活発な犬の場合、広い運動エリアが配置されているか。散歩を一日何回行ってくれるかを明確にしてくれるペットホテルを選ぶと良いでしょう。
ドッグランや豊富なアクティビティが提供されている場所であれば完璧です。 -
シニア犬や健康に問題がある犬
シニア犬や健康上の問題がある犬には、獣医と提携しているペットホテルや、専任のスタッフがいる場所を選ぶと安心です。
特別なケアや投薬のサポートが必要かどうか、また前提として預けられるかどうかも確認しましょう。 -
特定の食事制限がある犬
アレルギーや食事制限がある犬には、特別な食事の対応が可能なペットホテルを選ぶ必要があります。事前に食事の提供に関する詳細を確認しましょう。
2. 社交性や性格に合わせた選び方
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社交的な犬
他の犬と仲良くできる犬には、グループプレイや社会化の機会があるペットホテルが良いでしょう。ただし、犬同士の相性やストレスレベルを確認するために、初めての訪問時に一度様子を見ておくと安心です。 -
シャイな犬や初めてのペットホテル利用
内向的な犬や初めての宿泊に不安を感じる犬には、個別のケアを提供するペットホテルが適しています。静かな環境で、個別対応やプライベートスペースが確保されている場所が良いでしょう。
ペットホテルでは、特別ルームやVIPルームなども完備されているホテルもありますので、事前に確認をしてみましょう。
3. 施設とサービスに関するチェックポイント
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清潔さと安全性
ペットホテルの清潔さや安全対策は最優先です。
施設が清掃されているか、衛生管理が行き届いているかを確認しましょう。また、セキュリティ対策も確認し、不審者が入れない環境が整っていることを確認してください。 -
スタッフの対応と経験
スタッフが犬に対して親切で経験豊富かどうかも重要です。スタッフがどのように犬を扱うか、どのくらいの訓練を受けているかを確認しましょう。レビューや評価も参考になります。 -
施設の設備
屋内外の施設の設備もチェックポイントです。快適な寝床や遊び場、適切な空調が整っているか確認しましょう。
4. 予約と事前準備
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事前見学
可能であれば、事前にペットホテルを見学することをお勧めします。スタッフとの面談や施設の確認ができると、実際の環境を把握できます。 -
持ち物の確認
犬が必要とするアイテム(フード、薬、特に好きなおもちゃなど)を持参するか、ペットホテルでの提供が可能か確認してください。 -
緊急連絡先
緊急時に備えた連絡先情報や、ペットの医療履歴をペットホテルに提供しておくことも重要です。
5. ペットホテルの形態も確認
ペットホテルは、併用サービスとして行っている施設も多くあります。
その併用サービスの内容によっても、ペットホテルへ預ける際の注意事項やチェックポイントも整理致しました。
ペットホテルとの併用サービス
- トリミングサロン
- 動物病院
- 保育園
- しつけ教室
一見してメリットが多そうに見えるサービスでも、その併用サービスがあるがゆえにデメリットも発生します。
飼い主様の中には預けている間にトリミングも行ってほしいというニーズもあるため、トリミングサロンとホテルの併用サービスは非常に多い印象です。
しかし、動物病院やトリミングサロンに関しては、人手不足のケースが多く、トリミングをしている間は、ホテルに預けている犬は小さなケージや部屋に閉じこもりっぱなしのケースが多くあります。
なぜなら、生産性が悪くなり収益性も悪くなるからです。
トリミングサロンや、動物病院は朝9時~11時の間にオープンし、19時が閉店。そこからお散歩に連れて行く等しないケースが多い印象です。
中には、専用スタッフを常勤されていたり、動物病院については昼の診療時間を大きくとることによって、その時間を割いているケースもあります。
実際、預けている間のタイムスケジュールの確認や、専用スタッフの配置がされているかどうかは事前にチェックしておくとよいでしょう。
6. その他のチェック事項
その他、細かい点では、以下の内容も合わせて確認したほうが良いでしょう。
- お散歩の回数
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開店から閉店時間(スタッフが不在になる時間)
閉店後、すぐにケージに入れられ朝まで誰もいない店内になるのかどうか? -
報告回数
愛犬の状況メールやLINE等の報告が一日何回もらえるのか?
私が過去一番よかったのはご飯のたびに写真・動画を送ってくれるサロンもありました。 -
送迎の有無
ホテルによっては無料送迎を行ってくれる施設もあります。
時間がない飼い主様には非常に便利です。 -
万が一のことが起こった時の対応
万が一、自分の愛犬が誤飲をしてしまった、体調が悪くなってしまったときにどのような対応をしてくれるのかも事前に確認しておきましょう。
予約の際に丁寧にヒアリングしてくれるか、その項目も含まれているか等必ず確認してください。 -
ケージサイズの確認
どのような部屋でどのくらいのサイズの部屋(ケージ)に泊まるのか? -
周りの騒音の確認
ペットホテルの周囲の騒音が少ないかどうかの確認もホテル選びで重要になります。夜間でも騒音が大きい場所は犬にとって非常にストレスになるケースも多くあります。 -
一緒に泊まる犬の把握
体調が違いすぎる犬と共有スペースで一緒になった際、危険が伴うケースがあります。また、普段吠えない自身の愛犬が吠える犬と生活を長くしていると吠え癖がついて戻ってくるケースも屡々あるため、同泊する犬の把握もしておいたほうがいいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
できれば24時間見てもらえるようなホテルが理想ですが、愛犬を安心して預けられるペットホテルを見つけストレスが少ない環境を作ってあげることをお勧め致します。